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理由で解く 生理学

Q0012 生理学の基礎

出典:あマ指 第6回(1998) 問題46
問題
RNAが多く含まれる細胞小器官はどれか。
選択肢
1 リソソーム
2 粗面小胞体
3 ミトコンドリア
4 中心体
解答
正解2(粗面小胞体)
解説
✗ 1. 誤り
リソソーム
リソソームは加水分解酵素を含み不要物質を分解する小器官であり、RNAは豊富ではない。
✓ 2. 正しい
粗面小胞体
粗面小胞体は表面にリボソームという小顆粒が付着した小胞体である。→リボソームはrRNA(リボソームRNA)とタンパク質からなり、RNAが豊富に含まれる。→リボソームはmRNAの情報をもとにアミノ酸を連結しタンパク質を合成する場である。→滑面小胞体にはリボソームが付着しておらず、RNAは少ない。
✗ 3. 誤り
ミトコンドリア
ミトコンドリアは独自のDNA・RNAを持つが、リボソームほど大量のRNAは含まない。
✗ 4. 誤り
中心体
中心体は1対の円筒状の小体で細胞分裂に関与し、RNAは豊富ではない。
ポイント
  • 粗面小胞体にはリボソームが付着しており、リボソームはrRNAとタンパク質からなるためRNAが豊富に含まれる。
  • 覚え方のコツ: 「粗面=ザラザラ=リボソームが付いている=RNA豊富」「滑面=ツルツル=リボソームなし」と表面の違いで覚える。
  • 関連知識: タンパク質合成では、DNA→mRNA(転写)→タンパク質(翻訳)の流れがあり、翻訳はリボソーム上で行われる。
  • よくある間違い: 「RNAが多い=核」と即答しがちだが、選択肢に核がなければリボソームを持つ粗面小胞体が正答となる。
比較表
細胞小器官 主な機能 RNAとの関係
粗面小胞体 タンパク質合成 リボソーム(rRNA)が付着 → RNA豊富
滑面小胞体 脂質合成、Ca²⁺貯蔵 リボソームなし → RNA少ない
ミトコンドリア ATP産生 独自RNA少量のみ
リソソーム 不要物質の分解 RNA含まず
中心体 細胞分裂 RNA含まず
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題46|RNAが多く含まれる細胞小器官はどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題46|RNAが多く含まれる細胞小器官はどれか。
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