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理由で解く 作業療法士
倍動肘ヒンジ継手は残存肘屈曲可動域が乏しい前腕極短断端に適応し、断端のわずかな屈曲運動を継手で増幅(倍動)して義手前腕部に十分な屈曲を得る。
前腕義手の肘継手は断端長で使い分ける。前腕極短断端では肘の屈曲可動域・てこ(残存前腕)が極端に短く、通常の単軸ヒンジでは義手前腕部を十分屈曲できない。倍動肘ヒンジ継手(ステップアップ継手)はギア機構で断端側のわずかな屈曲角を義手前腕側で拡大し、少ない運動範囲を有効に活用できるため、前腕極短断端に最も適応する。断端が長いほど残存可動域とてこが得られるため倍動機構は不要で、短断端・長断端では単軸継手、肘離断では側方肘ヒンジ継手、上腕切断では能動肘ヒンジ(遊動肘)継手が用いられる。
| 切断レベル | 肘継手 |
|---|---|
| 前腕極短断端 | 倍動肘ヒンジ継手 |
| 前腕短〜長断端 | 単軸肘ヒンジ継手 |
| 肘離断 | 側方肘ヒンジ継手 |
| 上腕切断 | 能動(遊動)肘ヒンジ継手 |
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