学習トップ理由で解く 作業療法士第14章 ▸ 一般 / QO61P022

理由で解く 作業療法士

QO61P022 作業療法管理学

出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午後 問22
問題
医療現場の情報管理で適切なのはどれか。
選択肢
1 患者情報は患者の同意がなくても家族に伝えてよい。
2 電子カルテのIDとパスワードは同じ部署内で共有して運用できる。
3 医療情報へのアクセスは業務上の必要性がある場合に限り許可される。
4 個人名が含まれないカルテ番号のみの書類は通常のゴミで処理してよい。
5 診療記録の開示は患者から求められても病院側の裁量で断ることができる。
解答
正解3(医療情報へのアクセスは業務上の必要性がある場合に限り許可される。)
解説

医療情報へのアクセスは「業務上の必要性がある者に限る」という最小権限の原則(need to know)が基本である。

個人情報保護法・医療情報のガイドラインでは、医療情報は要配慮個人情報として厳格に保護される。アクセスは業務上必要な者に限定する(アクセス制御・最小権限)ことが原則で、これが正答となる。患者情報を家族に伝える場合も原則本人同意が必要である。ID・パスワードの共有はなりすまし・アクセスログの不明確化を招くため禁止され、個人ごとに付与・管理する。カルテ番号は個人を特定し得る情報を含む書類であり通常ゴミ廃棄は不可で、シュレッダー等で適切に廃棄する。診療記録は原則として患者本人の求めに応じて開示する義務がある。

✗ 1. 誤り
患者情報は患者の同意がなくても家族に伝えてよい。
本人同意が原則で、意識障害等の例外を除き無断で家族に伝えるのは不適切
✗ 2. 誤り
電子カルテのIDとパスワードは同じ部署内で共有して運用できる。
なりすまし・操作者不明を招くため個人ごとに管理し共有は禁止
✓ 3. 正しい
医療情報へのアクセスは業務上の必要性がある場合に限り許可される。
最小権限・need to knowの原則に合致
✗ 4. 誤り
個人名が含まれないカルテ番号のみの書類は通常のゴミで処理してよい。
個人特定につながり得るためシュレッダー等で適切廃棄
✗ 5. 誤り
診療記録の開示は患者から求められても病院側の裁量で断ることができる。
診療記録は原則本人の求めに応じ開示義務がある
ポイント
  • 医療情報アクセスは業務上必要な者に限定(最小権限)
  • ID・パスワードは個人管理、共有は禁止
  • 診療記録は原則本人開示義務あり
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 作業療法士
App Store入手