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理由で解く 作業療法士

高さの異なるペグに色ボールを最少手数で並べ替えるロンドン塔型の配置図は、計画・手順立案を測る遂行機能検査である。
図は横長の台に高さの異なる3本の支柱(ペグ)が立ち、黒・白・灰色の3個のボールが配置された状態を、A・Bの2パターンで示している。これはロンドン塔課題(Tower of London)の刺激図で、一方の配置状態を他方の目標配置へと、決められた規則の下で最少手数となるようボールを動かす手順を頭の中で計画し実行させる検査である。「作業の手順が分からない」「説明が分からない」と訴える統合失調症患者に対して、目標達成のための計画立案・手順の組み立て・実行という遂行機能(実行機能)を評価する目的で用いられる。したがって、この図で評価するのは遂行機能である。運動機能・言語流暢性・注意と処理速度・ワーキングメモリーを主に測る図ではない。
| 認知領域 | 代表的検査 |
|---|---|
| 遂行機能 | BADS・WCST |
| 言語流暢性 | 語想起検査(FAS等) |
| 注意と処理速度 | TMT・符号(digit symbol) |
| ワーキングメモリー | 数唱(逆唱)・N-back |
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