学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO60P014
理由で解く 作業療法士
本例は統合失調症の典型症状(幻聴・妄想・自我障害・陰性症状)を呈する。行為心迫は躁状態の症状で、この患者にはみられない。
経過は思春期発症の統合失調症に典型的で、陽性症状と陰性症状が揃っている。「悪口が聞こえる」は幻聴、「見張られている」は被害妄想、「考えが人に伝わる」は思考伝播(自我障害)であり、口数減少・不登校・入浴しない(自発性低下・セルフケア低下)は無為自閉(陰性症状)に相当する。一方、行為心迫は次々と行動を起こさずにいられない過活動状態で、躁病エピソードでみられる症状である。本例はむしろ活動性が低下しており行為心迫は認めないため、症状として「誤っている(みられない)」のは選択肢2となる。
| 症状 | 本例の該当所見 |
|---|---|
| 幻聴 | 悪口が聞こえる |
| 被害妄想 | 隣人が見張っている |
| 思考伝播(自我障害) | 考えが人に伝わる |
| 無為自閉(陰性症状) | 引きこもり・入浴しない |
| 行為心迫(躁症状) | 該当なし |
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