学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO60P013
理由で解く 作業療法士

SOAPはS=主観的情報、O=客観的情報、A=両者を統合した解釈・判断、P=これから行う計画。各記載がどの欄の性質かを見極める。
記録にはS欄に本人の「左手の感覚が戻ってきている」という訴えと①家族の希望、O欄に血圧・Brunnstrom法ステージ・②FIMの得点、A欄に立位バランスの解釈と③左手の把持機能の向上、④トイレ動作の予後予測、P欄に⑤短期目標の設定と具体的な訓練内容が書かれている。①は家族から聴取した主観的情報であり、本人の訴えと同じくS欄でよい。②のFIM得点は測定して得た客観的データなのでO欄が正しい。③と④はSとOを踏まえたセラピストの解釈・予後予測であり、A欄の性質に合致する。これに対し⑤の「短期目標を『ズボンと下着の着脱を含むトイレ動作が自立できる』に設定」は、評価から到達可能な水準を判断した内容であり、A欄に書くべき事項である。P欄には同じ欄に並ぶ「立位で動的バランス訓練、ズボン等の着脱訓練、洗体動作訓練」のように、実際に行う治療・訓練の計画を書く。したがって記入箇所として適切でないのは⑤である。
| 区分 | 記載する情報 |
|---|---|
| S(Subjective) | 患者・家族の訴え、主観的な自覚症状 |
| O(Objective) | ROM・MMT・観察所見など客観的データ |
| A(Assessment) | SとOを統合した問題点の評価・解釈 |
| P(Plan) | 治療方針・目標・具体的プログラム |
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