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理由で解く 作業療法士

QO59A031 作業療法評価学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問31
問題
腱反射における筋と神経の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 腓腹筋 ― 腓骨神経
2 腕橈骨筋 ― 正中神経
3 上腕二頭筋 ― 筋皮神経
4 上腕三頭筋 ― 腋窩神経
5 大腿四頭筋 ― 閉鎖神経
解答
正解3(上腕二頭筋 ― 筋皮神経)
解説

腱反射は叩打する筋の支配神経=反射弓を反映する。上腕二頭筋反射は筋皮神経(C5〜6)が求心路・遠心路となる。

腱反射は筋を伸張したときに生じる伸張反射で、その筋を支配する末梢神経と脊髄分節が反射弓を構成する。したがって「叩打する筋の運動神経=支配神経」を正しく対応させる必要がある。上腕二頭筋は筋皮神経(C5〜6)支配であり、上腕二頭筋反射の中枢はC5〜6で筋皮神経が反射弓を担うため、組合せは正しい。他の選択肢は支配神経が誤っている。

✗ 1. 誤り
腓腹筋 ― 腓骨神経
腓腹筋(下腿三頭筋)はアキレス腱反射に関与し、支配は脛骨神経(S1〜2)。腓骨神経は誤り
✗ 2. 誤り
腕橈骨筋 ― 正中神経
腕橈骨筋反射(C5〜6)の支配は橈骨神経。正中神経は誤り
✓ 3. 正しい
上腕二頭筋 ― 筋皮神経
上腕二頭筋反射(C5〜6)は筋皮神経支配で正しい
✗ 4. 誤り
上腕三頭筋 ― 腋窩神経
上腕三頭筋反射(C7〜8)の支配は橈骨神経。腋窩神経は三角筋・小円筋支配で誤り
✗ 5. 誤り
大腿四頭筋 ― 閉鎖神経
膝蓋腱反射(L2〜4)は大腿神経支配。閉鎖神経は内転筋群支配で誤り
ポイント
  • 腱反射は叩打筋の支配神経が反射弓
  • 上腕二頭筋=筋皮神経C5〜6
  • アキレス腱=脛骨神経S1〜2、膝蓋腱=大腿神経L2〜4
比較表
主な腱反射と支配神経・分節
反射支配神経分節
上腕二頭筋反射上腕二頭筋筋皮神経C5〜6
腕橈骨筋反射腕橈骨筋橈骨神経C5〜6
上腕三頭筋反射上腕三頭筋橈骨神経C7〜8
膝蓋腱反射大腿四頭筋大腿神経L2〜4
アキレス腱反射下腿三頭筋脛骨神経S1〜2
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