学習トップ理由で解く 作業療法士第10章 ▸ 一般 / QO59A025

理由で解く 作業療法士

QO59A025 基礎作業療法学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問25
問題
作業の選択の要素で誤っているのはどれか。
選択肢
1 使役
2 時間
3 運動範囲
4 対人交流
5 素材の特性
解答
正解1(使役)
解説

作業を治療手段として選ぶ際は、時間・空間・運動範囲・対人交流・素材の特性などを分析する。『使役』は作業分析の要素ではない。

作業療法で作業を治療媒体として選択・段階づけする際には、その作業がもつ性質を多面的に分析する。要素には所要時間、運動の範囲や種類、対人交流の機会、用いる素材の特性(硬さ・抵抗・可塑性など)、空間的条件などが含まれる。『使役』は他者を使い動かすことを指し、作業分析の構成要素には含まれないため、誤っているものとして選ばれる。

✓ 1. 誤り
使役
他者を使うことで作業分析の要素に含まれない(誤=設問の正答)
✗ 2. 正しい
時間
作業の所要時間・持続時間は選択の重要な要素(正しい要素)
✗ 3. 正しい
運動範囲
関節運動の範囲・種類は運動学的分析の要素(正しい要素)
✗ 4. 正しい
対人交流
作業がもたらす交流の機会は心理社会的要素(正しい要素)
✗ 5. 正しい
素材の特性
素材の抵抗・可塑性・質感は作業の性質を規定する要素(正しい要素)
ポイント
  • 作業分析=時間・空間・運動・対人交流・素材などを評価
  • 運動範囲や素材特性は身体・技法的要素
  • 対人交流は心理社会的要素
  • 『使役』は分析要素ではない
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