学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO58P020
理由で解く 作業療法士
開始当初は本人の希望(一般就労)に沿った支援関係を築くため、まず本人の興味や関心事を把握して信頼関係と目標共有の土台をつくることを優先する。
本例は地域で生活が成り立ち、幻聴にもある程度対処でき、一般就労という明確な希望を持つ。作業療法の開始当初は、いきなり生活課題の指導や病識・服薬の説教から入るのではなく、本人の興味・関心・強みを把握して協働的な関係を築き、本人主体の目標設定につなげることが最優先である。整理整頓の促しや服薬指導も支援の中で扱うが、関係構築より先に行うと押し付けになりやすい。安定して地域生活を送れている段階で入院を勧めるのは不適切で、治療者の私生活を積極的に語るのも治療的関係上適切でない。
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