学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO59A005
理由で解く 作業療法士
能動義手の手先具開大は健側(対側)の肩甲骨外転で得る。左片麻痺で左肩甲骨外転がMMT3と低下し力源不足で開ききらない。
体内力源式(能動)上腕義手では、8字ハーネスを介して健側(切断と反対側)の肩甲骨外転・肩関節屈曲を力源にケーブルを牽引し、肘継手の操作と手先具の開大を行う。本例は右上腕切断のため力源は左肩甲帯となるが、既往の左片麻痺により左肩甲骨外転がMMT3と筋力低下しており、手先具(随意開き式)を完全に開くだけのケーブル牽引力を発揮できない。断端長は22cmと十分で右側の筋力・可動域も保たれているため、開大不良の原因は健側=左肩甲帯の筋力低下と考えられる。
| 操作 | 主な力源運動 |
|---|---|
| 手先具の開大 | 健側肩甲骨外転(両肩甲骨外転) |
| 肘継手の屈曲 | 肩関節屈曲・外転 |
| 肘継手のロック | 肩伸展・下制 |
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