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理由で解く 作業療法士

QO59A006 作業療法治療学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問6
問題
車椅子の写真を図に示す。使われている部品はどれか。
図
選択肢
1 リクライニング式バックサポート
2 開き式フット・レッグサポート
3 デスク型アームサポート
4 ノブ付きハンドリム
5 トグル式ブレーキ
解答
正解5(トグル式ブレーキ)
解説

大車輪前方の「レバー+金属リンク(関節)」の駐車ブレーキがトグル式ブレーキで、背もたれ・アーム・ハンドリム・フットは標準型のため該当しない。

写真は標準型自走用車椅子を後方斜めから撮影したもの。大車輪前方のフレーム部に、黒いノブ付きレバーと複数の金属リンク(関節)を組み合わせた駐車ブレーキ機構が確認でき、これがトグル式ブレーキである。トグル式ブレーキはレバーを倒すとリンクが伸び切って死点を越え、ブレーキシューをタイヤに押し付けて固定する方式で、写真のリンク構造と一致する。他の選択肢は該当しない。背もたれは布張りの固定式でリクライニング機構はなく、アームサポートは全長固定式でデスク型の前方切り欠きがない。ハンドリムは突起のない滑らかな金属リングでノブは付かない。フット・レッグサポートは標準型で、開き・挙上機構を示す明確な特徴はない。したがって使われている部品はトグル式ブレーキである。

✗ 1. 誤り
リクライニング式バックサポート
背もたれは布張りの固定式で、リクライニング(角度可変)機構は写っていない
✗ 2. 誤り
開き式フット・レッグサポート
前方に標準的なフットプレート/レッグサポートが確認できるが、挙上・開き機構を示す特徴は明確でない
✗ 3. 誤り
デスク型アームサポート
アームサポートは全長パッドと一体側板の固定式で、机下に入れるための前方切り欠きがなく、デスク型ではない
✗ 4. 誤り
ノブ付きハンドリム
大車輪外側のハンドリムは突起のない滑らかな金属リングで、ノブは付いていない
✓ 5. 正しい
トグル式ブレーキ
大車輪前方フレームに黒ノブ付きレバーと複数の金属リンク(トグル関節)を組んだ駐車ブレーキが写っており、トグル式ブレーキである
ポイント
  • トグル式ブレーキ=レバー式駐車ブレーキ
  • 各部品名と外観の対応を押さえる
  • 写真から確認できる特徴で判断
比較表
車椅子の主な部品
部品特徴
トグル式ブレーキレバーを倒して車輪固定
デスク型アームサポート前方を切り欠き机に接近可
スイングアウト式レッグサポート側方へ開閉し移乗容易
ノブ付きハンドリム把持力低下者向けの突起
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