学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO59A007
理由で解く 作業療法士
強い手関節背屈(橈側手根伸筋機能)+円回内筋あり・上腕三頭筋なし=C6BII。手指伸展不可でC7には至らない。
Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類は残存筋によりレベルを判定する。肘屈曲可能で手関節背屈が『強い』ことは長・短橈側手根伸筋が十分機能する第II群(C6B)を意味し、背屈が弱いC6Aではない。C6Bはさらに、手関節背屈のみのC6BI、円回内筋・橈側手根屈筋が加わり回内・手関節掌屈が可能なC6BII、上腕三頭筋が加わり肘伸展が可能なC6BIIIに分けられる。本例は円回内筋機能を認めるがゆえC6BI以上、上腕三頭筋機能を認めないためC6BIIIには至らず、手指完全伸展も不可でC7ではない。したがって最上位の機能残存レベルはC6BIIとなる。
| レベル | 特徴的な残存機能 |
|---|---|
| C6A | 腕橈骨筋主体・手関節背屈弱い |
| C6BI | 強い手関節背屈のみ |
| C6BII | 円回内筋・橈側手根屈筋(回内可) |
| C6BIII | 上腕三頭筋(肘伸展可) |
| C7A | 総指伸筋(手指伸展可) |
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