学習トップ理由で解く 作業療法士第13章 ▸ 一般 / QO58A049

理由で解く 作業療法士

QO58A049 地域作業療法学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午前 問49
問題
就労継続支援A型事業で正しいのはどれか。
選択肢
1 利用期間は3年である。
2 雇用契約に基づいた就労を提供する。
3 ジョブコーチの配置が義務付けられている。
4 利用開始時点の年齢制限は定められていない。
5 対象は一般就労を6か月継続している者である。
解答
正解2(雇用契約に基づいた就労を提供する。)
解説

就労継続支援A型は、雇用契約を締結したうえで就労機会を提供し、最低賃金が保障される点がB型との最大の違い。

就労継続支援は障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスで、A型は事業所と利用者が雇用契約を結んで就労の機会を提供し、原則として最低賃金以上の賃金が支払われる(非雇用型のB型は工賃)。この『雇用契約に基づく就労』がA型の本質的特徴である。利用期間に一律の年限はなく、利用開始時の年齢は原則18歳以上65歳未満と定められ、ジョブコーチ(職場適応援助者)は職場定着支援の制度で本事業の配置義務ではない。一般就労を6か月継続している者を対象とするのは就労定着支援である。

✗ 1. 誤り
利用期間は3年である。
A型に一律の利用期限は定められていない
✓ 2. 正しい
雇用契約に基づいた就労を提供する。
A型の中核的特徴で最低賃金が保障される
✗ 3. 誤り
ジョブコーチの配置が義務付けられている。
ジョブコーチは職場適応援助の別制度でA型事業の配置義務ではない
✗ 4. 誤り
利用開始時点の年齢制限は定められていない。
原則18歳以上65歳未満という年齢要件がある
✗ 5. 誤り
対象は一般就労を6か月継続している者である。
これは就労定着支援の対象要件でA型ではない
ポイント
  • A型=雇用契約あり・最低賃金保障
  • 利用開始は原則65歳未満、期限は一律でない
比較表
就労継続支援A型とB型
項目A型B型
雇用契約ありなし
対価賃金(最低賃金以上)工賃
対象原則18〜65歳未満年齢制限なし
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