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理由で解く 作業療法士
境界性パーソナリティ障害では激しい陽性転移・陰性転移が生じやすく、これを『利用』しようとすると治療者が巻き込まれ関係が破綻しやすいため、転移は扱いに慎重を要し安易に利用しない。
境界性パーソナリティ障害(BPD)は、見捨てられ不安、理想化とこき下ろしの両極端な対人関係、衝動性・自傷などを特徴とし、治療関係でも強烈な転移が生じやすい。治療では一貫した治療構造(枠組み)を保ち、治療目標を繰り返し確認し、患者の主体的参加を促し、問題を率直に共有し、薬物療法を含む統合的アプローチを行うことが適切である。一方『転移を利用する』ことは、激しい転移・逆転移に治療者が巻き込まれ、限界設定の破綻や治療関係の悪化を招きやすく、専門的な精神療法の枠外で安易に行うべきでないため、作業療法士の対応としては適切でない。
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