学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO58A017
理由で解く 作業療法士
離脱(振戦せん妄)消失直後の解毒後早期。まずは低下した身体機能・体力の回復を図る時期で、心理社会的・職業的課題は体調が安定してから段階的に進める。
長年の飲酒と急性離脱(振戦せん妄)を経た直後の患者は、栄養障害や全身状態の悪化により体力が著しく低下している。振戦せん妄が消失し落ち着いたこの解毒後早期には、まず身体機能・基礎体力の回復と生活リズムの立て直しを優先し、無理のない活動で心身のコンディションを整えることが目的となる。ストレス対処技能の獲得や家族関係の調整、職業技能の習得、協調的活動といった心理社会的・社会復帰的な課題は依存症治療で重要ではあるが、いずれも体調が安定した回復期以降に段階的に取り組むべきもので、この時期の最優先ではない。
| 時期 | 主な目的 |
|---|---|
| 解毒後早期(離脱消失直後) | 基礎体力・生活リズム回復 |
| 回復期 | ストレス対処・再発予防技能 |
| 社会復帰期 | 対人・職業技能、家族調整 |
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