学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO58A016
理由で解く 作業療法士
強迫性障害の完璧主義(「完全な作品ができない」)には、不完全さへのとらわれを強化せず、できている部分に注意を向けて肯定的に評価し、完璧でなくてもよい体験を促す。
強迫性障害では「完全でなければならない」という完璧主義的とらわれが強く、少しの不完全さに耐えられず不安が高まる。本例は完璧にできないことへのとらわれから症状が増悪しており、その不完全さや失敗に焦点を当て続けると強迫は強化される。作業療法士は、すでにできている部分・達成できている点に患者の注意を向け、肯定的にフィードバックすることで、完璧でなくても価値があるという体験を促し、とらわれを緩和する。作業種目の変更や中止、担当者交代は課題からの回避となり本質的な援助にならず、訴えを聞くだけの経過観察も増悪への手当てとして不十分である。
| 対応 | 適否 |
|---|---|
| できた部分に注意を向ける | 適切(とらわれ緩和) |
| 作業の中止・種目変更 | 不適(回避助長) |
| 担当者交代 | 不適(関係断絶) |
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