学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO58A002
理由で解く 作業療法士
後方アプローチのTHA後脱臼肢位は『股関節の過屈曲・内転・内旋』。これらを避ける指導が正解で、階段降段は患側(右)から先に下ろすと患側股関節の過屈曲を避けられる。
後方アプローチによる人工股関節置換術では、後方の関節包・外旋筋群を切離するため、股関節屈曲+内転+内旋の複合肢位で後方脱臼を起こしやすい。したがってしゃがみ込み・低い椅子・割り座・足組み・体育座りなどの深い屈曲や内転内旋は禁忌。階段では『昇りは健側から、降りは患側から』が原則で、降段時に患側の右足を先に下ろせば、体重を支える健側(左)の屈曲負担が減り、患側股関節の過屈曲も避けられるため安全である。
| アプローチ | 脱臼方向 | 禁忌肢位 |
|---|---|---|
| 後方(後側方) | 後方脱臼 | 屈曲+内転+内旋 |
| 前方(前側方) | 前方脱臼 | 伸展+外旋(+内転) |
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