学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QO57P036
理由で解く 作業療法士
緩和期リハの目的はQOLの維持・向上。がん疼痛管理は鎮痛薬を時刻を決めて規則的(by the clock)に投与するのが原則。
緩和期のがんリハビリテーションは余命延長ではなくQOLの維持・向上と苦痛の軽減を目的とする。WHOのがん疼痛治療原則では、痛みが出てから頓用するのではなく時刻を決めて規則的に鎮痛薬を投与し(by the clock)、血中濃度を保って疼痛を予防することが推奨されるため選択肢3が正しい。緩和ケアおよび緩和期のリハビリテーションは「余命3か月未満」と診断されてから始めるものではなく、がんと診断された時期から治療と並行して行われる。またPS(Performance Status)4は終日就床し身の回りのことがほとんどできない状態を指すが、この段階でも疼痛や呼吸困難などの症状緩和、ポジショニング、関節可動域運動、家族への介助方法の指導といった介入は続けられる。PSが4であることだけを理由に一律に運動・リハビリテーションを中止するのではなく、目的を機能改善から症状緩和・安楽の確保へ切り替えて内容と負荷を調整する。
| 病期 | 主な目的 |
|---|---|
| 予防的 | 治療前後の機能低下予防 |
| 回復的 | 機能・能力の回復 |
| 維持的 | 機能維持・廃用予防 |
| 緩和的 | QOL維持・向上、苦痛緩和 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。