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理由で解く 作業療法士
第4頸髄節までの残存では上肢はほとんど動かないが、横隔膜が働くため発声・会話は保たれる。だから眼球運動で文字を指す透明文字盤は使わない。
第4頸髄節まで機能残存の完全麻痺では、残るのは僧帽筋による肩甲帯の挙上と、横隔膜(C3〜C5、主にC4)による呼吸で、肩関節から先の随意運動は失われADLは全介助となる。しかし呼吸と発声は保たれるため、言葉で意思を伝えることができる。透明文字盤は、発声ができず上肢も使えない人が眼球運動で文字を指し示して意思を伝えるための道具であり、会話が可能なこのレベルでは用いないため選択肢3が正解となる。電動車椅子は顎・頭部・呼気などのスイッチで操作でき、自力移動を実現する不可欠な機器である。環境制御装置も同じようなスイッチで照明・テレビ・ベッド・ナースコールなどを操作でき、生活の自立度を高める。食事支援ロボットは自力摂取が困難なこのレベルで、自分のペースで食事をするために用いられる。万能カフは手指で物を握れない頸髄損傷者がスプーンや歯ブラシを保持するための自助具で、上肢を支える装具や介助と組み合わせて使われるため「使用しない」とは言えない。
| 残存レベル | 主な残存機能 | 適応機器の例 |
|---|---|---|
| C1〜C3 | 呼吸器管理・発話困難 | 透明文字盤・呼気/視線入力装置 |
| C5 | 肘屈曲・肩 | 電動車椅子・BFO・環境制御装置 |
| C6 | 手関節背屈・tenodesis把持 | 万能カフ・環境制御装置・食事支援ロボット |
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