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理由で解く 作業療法士

QO57A046 作業療法治療学

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問46
問題
回復初期のうつ病患者への作業療法で正しいのはどれか。
選択肢
1 指示は詳細に行う。
2 自己決定の経験を促す。
3 励ましながら活動を行う。
4 1回の活動時間は短くする。
5 長期間継続できる作業を勧める。
解答
正解4(1回の活動時間は短くする。)
解説

回復初期のうつ病では易疲労性が強いため、1回の活動時間を短く区切り負担を軽減するのが原則。

うつ病の回復初期は、気力・体力が十分に戻っておらず易疲労性が強い。この時期は達成可能で短時間の活動から始め、疲労を蓄積させないことが重要である。したがって『1回の活動時間は短くする』が正しい。詳細な指示や自己決定の要求は判断力低下・負担増となり、安易な励ましは自責感を強め逆効果、長期継続を要する作業も過負荷となるため不適切である。

✗ 1. 誤り
指示は詳細に行う。
情報過多は負担・混乱を招く。指示は簡潔にする
✗ 2. 誤り
自己決定の経験を促す。
決断力が低下している時期で自己決定の強要は負担
✗ 3. 誤り
励ましながら活動を行う。
安易な励ましは自責感を強め逆効果で禁忌に近い
✓ 4. 正しい
1回の活動時間は短くする。
易疲労性に配慮し短時間に区切るのが適切
✗ 5. 誤り
長期間継続できる作業を勧める。
負担・プレッシャーとなり回復初期には不適
ポイント
  • 回復初期は易疲労性→短時間・低負荷から
  • 安易な励ましは禁忌(自責感の増強)
  • 自己決定の強要・詳細な指示は負担
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