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理由で解く 作業療法士
アルコール依存症では「否認」は防衛機制であり、初期から直面化を強いると反発・治療離脱を招く。信頼関係を築きながら段階的に扱うのが原則。
アルコール依存症の治療では、患者は自らの飲酒問題を認めない「否認」を示すことが多いが、これは病気の一部であり心理的防衛でもある。回復初期に否認へ積極的・直面的に介入すると、防衛を強めて反発や治療からの脱落を招くため適切でない。治療は酒害教育(疾病教育)と並行して行い、離脱症状(退薬症候群)の遷延を把握して安全を確保し、共依存に陥りがちな家族自身の健康回復も支援する。回復初期は情緒不安定で操作的・過剰な言動がみられるため、振り回されず一貫した枠組みで関わることが求められる。したがって適切でないのは否認への早期からの積極介入である。
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