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理由で解く 作業療法士
うつ病では回復期にも自殺リスクが残る(むしろ高まりうる)ため、希死念慮の確認は急性期に限らず継続的に行う。
うつ病治療の原則は、休養・薬物療法・支持的関わりを軸に、患者の負担を増やさないことにある。重要な臨床的知見として、症状のどん底(極期)よりも、治療で活動性・意欲がやや回復し始めた回復期に自殺企図が実行されやすいことが知られる。したがって希死念慮の確認は急性期だけでなく回復期にも継続する必要がある。抗うつ薬は効果発現に通常2〜4週間を要するため数日での変更は不適切であり、電気けいれん療法(ECT)はむしろ自殺の危険が高く緊急を要する重症例に適応となる。また回復までは旅行などの大きな環境変化や、退職・離婚といった重大な決定は先送りするよう助言するのが原則である。作業療法士は活動を通じて回復状態を観察しつつ、自殺リスクの変化に注意を払う。
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