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理由で解く 作業療法士
錐体外路症状・無月経・体重増加・起立性低血圧の併存は、抗精神病薬の受容体遮断作用(D2・α1・H1)で一元的に説明できる。
定型・非定型を問わず抗精神病薬は複数の受容体を遮断し、それぞれが特徴的な副作用を生む。中脳皮質・黒質線条体系のドパミンD2受容体遮断はパーキンソニズムやアカシジアなどの錐体外路症状を、下垂体前葉(漏斗下垂体系)のD2遮断はプロラクチン上昇による無月経・乳汁分泌を引き起こす。ヒスタミンH1受容体遮断は食欲亢進・鎮静から体重増加を、末梢のα1アドレナリン受容体遮断は血管拡張による起立性低血圧をもたらす。これら4徴が同時に揃うのは抗精神病薬に特徴的であり、作業療法士も服薬に伴うふらつき(転倒)や活動性低下のリスク管理として把握すべき所見である。
| 遮断受容体 | 主な副作用 |
|---|---|
| ドパミンD2(線条体) | 錐体外路症状(パーキンソニズム・アカシジア) |
| ドパミンD2(下垂体) | 高プロラクチン血症→無月経・乳汁分泌 |
| ヒスタミンH1 | 鎮静・食欲亢進→体重増加 |
| アドレナリンα1 | 起立性低血圧・めまい |
| アセチルコリンM1 | 口渇・便秘・排尿障害 |
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