学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO55A007
理由で解く 作業療法士

運動(訓練)中に出現するST部分の低下は心筋虚血を示す重要所見で、訓練の中止・軽減を要する。
訓練前は正常であった心電図が、運動負荷(訓練)中にST部分が基線より低下する変化を示す場合、これは心筋の需要増大に対して冠血流が追いつかない心筋虚血のサインである。運動中のST低下(水平型・下降型)は虚血の代表的所見で、リハビリテーションでは訓練の中止・強度調整と医師への報告が必要となる。図で訓練中に新たに生じているのはST低下であり、これが正しい所見。他の不整脈(二段脈・心房粗動・心室頻拍・上室性頻拍)はいずれもP波・QRS・RR間隔の異なる波形であり、この図の変化とは一致しない。
| 所見 | 意義 |
|---|---|
| ST低下 | 心筋虚血、負荷中止の指標 |
| ST上昇 | 貫壁性虚血・梗塞の可能性 |
| 心室性不整脈増加 | 重症化リスク、中止基準 |
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