学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO54P015
理由で解く 作業療法士
うつ病、特に几帳面な病前性格の回復初期には、達成目標を課すことが自責・負担となり逆効果。低刺激・短時間・受容的関わりが原則。
設問は「適切でないもの」を選ぶ。うつ病の回復初期で単独散歩も未許可の段階では、まだエネルギーが十分回復しておらず、自殺念慮の再燃にも注意を要する。几帳面(メランコリー親和型)な病前性格の患者に「各回の達成目標を明確にして共有する」ことは、目標未達が新たな自責・焦燥・過負荷を招き、回復を妨げるため不適切。この時期は達成や成果を求めず、過刺激を避けて短時間で、不安を受け止め、具体的な作業体験で緩やかに現実感を取り戻すこと、そして抗うつ薬の副作用(起立性低血圧・眠気・賦活症候群など)のモニタリングが適切な関わりとなる。したがって答えは選択肢4。
| 時期 | 配慮 |
|---|---|
| 急性期 | 休養優先・活動は控える |
| 回復初期 | 低刺激・短時間・成果を求めない |
| 回復後期 | 段階的に活動量・目標を拡大 |
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