学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO54P014
理由で解く 作業療法士
動機づけ面接では患者の両価性(アンビバレンス)そのものを取り上げ、変わりたい気持ちを引き出す。断酒への迷いを共感的に扱うのが核心。
本例は「断酒すべきと分かっているが、コントロールして飲みたい」という典型的な両価性(アンビバレンス)を語っている。動機づけ面接(MI)では、この迷い=変化への抵抗と願望の両方を否定せずに取り上げ、患者自身の言葉から変化への動機(チェンジトーク)を引き出すことが治療関係の第一歩となる。断酒を押しつけたり身体問題で脅したりする直面化は、この段階では抵抗を強め逆効果になりやすい。したがって「断酒について迷っている気持ち」を共感的に扱うことが最も適切。飲酒を正当化する話題(選択肢5)や、まだ動機が固まらない段階での作業療法の必要性の説得(2)は不適切。
| 原則 | 内容 |
|---|---|
| 共感 | 受容的に迷いを聴く |
| 両価性の探索 | 変わりたい/変わりたくないを扱う |
| 抵抗への対応 | 直面化を避けチェンジトークを引き出す |
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