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理由で解く 作業療法士
断端長25%の極短断端で肘屈曲も30°に制限されるため、わずかな肘可動域を有効利用できるスプリットソケットと、その動きを増幅して手先具を腹部前面まで届かせる倍動肘ヒンジ継手の組合せが適切である。
前腕義手のソケット・肘継手は断端長と肘可動域で選択する。本例は断端長25%の極短断端で、かつ肘屈曲が30°に制限されており、残された小さな肘屈曲だけでは手先具を腹部前面(両手動作をする位置)まで持ち上げられない。スプリットソケット(前腕部とソケットを分離した二重構造)は、短断端でも残存する肘運動をソケットに確実に伝えられる。これに倍動肘ヒンジ継手(step-up hinge)を組み合わせると、入力側のわずかな肘屈曲を出力側で約2倍に増幅でき、30°程度の肘屈曲でも手先具を腹部前面まで届かせて両手動作が可能になる。よって『前腕用スプリットソケット+倍動肘ヒンジ継手』が正しい。差し込み式は通常長〜中断端向けで極短断端の懸垂・力の伝達に不利、ミュンスター式は極短断端の適合には良いが可動域を増幅しない、軟性たわみ式や能動単軸肘継手は肘可動域が保たれた例向けで、本例の増幅ニーズを満たさない。
| 構成 | 主な適応 |
|---|---|
| 差し込み式ソケット | 前腕長〜中断端 |
| スプリットソケット+倍動肘ヒンジ | 極短断端・肘可動域制限(運動増幅) |
| ミュンスター式ソケット | 極短断端(自己懸垂) |
| 軟性たわみ式継手 | 肘可動域良好・整容重視 |
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