学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO54P007
理由で解く 作業療法士
関節リウマチでは炎症関節への負荷を最小化する関節保護が原則。等尺性収縮は関節を動かさず筋力を維持・強化できるため、疼痛や関節破壊を招きにくく適切である。
関節リウマチの作業療法では、関節保護とエネルギー温存が基本原則となる。筋力強化は、関節運動を伴う等張性・抵抗運動よりも、関節を動かさずに筋を収縮させる等尺性収縮を中心に行うと、炎症関節へのメカニカルストレスや疼痛を抑えつつ筋力を維持・向上できるため適切である。誤りの選択肢はいずれも関節保護・エネルギー温存に反する:膝の固定装具は日常動作を制限し廃用を招くため一律には用いない、フライパンなど重い物は片手より両手で扱い一関節への負荷を分散する、家事はまとめて行うと関節に持続的負荷がかかるため小分けにして休息を挟む、関節可動域訓練で最終域感を超えて動かすと炎症関節を痛め変形を助長する。したがって等尺性収縮中心の筋力強化が正答となる。
| 原則 | 具体例 |
|---|---|
| 大きな関節で負荷を受ける | 両手で持つ・肩や体幹を使う |
| 過度の力・可動を避ける | 等尺性運動、最終域を超えない |
| 休息を挟む | 作業を小分けにする |
| 自助具・装具を活用 | 太柄・軽量調理器具 |
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