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理由で解く 作業療法士

基本調律の中に予定より早く出現する心拍(期外収縮)を認める。先行P波を伴う幅の狭い早期収縮が上室性期外収縮、先行P波を欠く幅広い奇異なQRSの早期収縮が心室性期外収縮である。
心電図判読では、まず基本調律(洞調律か)と規則性、次に早期に出現する異所性収縮の有無をみる。上室性期外収縮(PAC/上室期外収縮)は、洞結節以外の心房・房室接合部からの早期興奮で、異常な形または先行するP波を伴い、続くQRSは幅が狭い(心室内伝導は正常経路)。一方、心室性期外収縮(PVC)は心室起源のため先行P波を伴わず、QRS幅が広く(≧0.12秒)形も奇異で、しばしば代償性休止を伴う。本図ではこの2種類の早期収縮が確認できるため、上室性期外収縮と心室性期外収縮が正答となる。全体の心拍数は頻脈域ではなく、鋸歯状のF波(心房粗動)もなく、PR間隔の一様な延長(第1度房室ブロック)も認めない。
| 項目 | 上室性期外収縮(PAC) | 心室性期外収縮(PVC) |
|---|---|---|
| 起源 | 心房・房室接合部 | 心室 |
| 先行P波 | あり(異常) | なし |
| QRS幅 | 狭い(正常) | 広い(≧0.12秒) |
| 休止期 | 不完全代償性が多い | 完全代償性が多い |
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