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理由で解く 作業療法士

QO54A039 作業療法評価学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午前 問39
問題
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 すべての人に関する分類である。
2 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
解答
正解1(すべての人に関する分類である。)、4(分類された構成要素には評価点を付与できる。)
解説

ICFは障害者に限らずすべての人の生活機能を表す普遍的分類であり、各構成要素には評価点(qualifier)を付与できる。

ICFは、障害の有無にかかわらずすべての人の健康状態を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」と背景因子(環境因子・個人因子)で包括的に表す普遍的分類であり、選択肢1が正しい。また分類された各構成要素には0〜4等の評価点(qualifier)を付与して程度を示せるため選択肢4も正しい。ICFは生活機能という肯定的側面を表現でき、環境因子は促進/阻害因子として障害の程度に影響する。個人因子は社会文化的多様性のため分類・評価点付与の対象外である。

✓ 1. 正しい
すべての人に関する分類である。
障害者に限らず全ての人に適用する普遍的分類
✗ 2. 誤り
環境因子は障害の程度とは関係がない。
環境因子は促進因子/阻害因子として生活機能・障害に影響する
✗ 3. 誤り
生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
ICFは活動・参加など生活機能の肯定的側面を表せる
✓ 4. 正しい
分類された構成要素には評価点を付与できる。
各構成要素に評価点(qualifier)を付与して程度を示せる
✗ 5. 誤り
個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
個人因子は分類・評価点付与の対象外で、量的判定はしない
ポイント
  • ICFは全ての人が対象の普遍的分類
  • 構成要素に評価点(qualifier)を付与できる
  • 環境因子=促進/阻害因子として障害に影響
  • 個人因子は分類・評価点付与の対象外
比較表
ICFの構成
区分内容
生活機能心身機能・身体構造/活動/参加
背景因子環境因子/個人因子
評価点各構成要素に付与(個人因子を除く)
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