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理由で解く 作業療法士

QO54A040 作業療法治療学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午前 問40
問題
作業療法室に咳き込む入院患者が来室した際、その患者への適切な指導はどれか。
選択肢
1 手袋の着用を促す。
2 咳をするときは手でしっかりと口を覆うよう促す。
3 病室に戻ってからしっかりと手指衛生を行うよう促す。
4 装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。
5 呼吸器感染症があれば他の患者と45cm以上距離を空けるよう促す。
解答
正解4(装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。)
解説

咳エチケットの基本は、咳のある患者本人にサージカルマスクを着けてもらい飛沫の拡散を防ぐこと。

咳嗽のある患者への標準的対応(咳エチケット)は、装着可能であればサージカルマスクを着けてもらい飛沫の拡散を抑えることであり、選択肢4が適切である。咳を手で覆うと手指が汚染し接触感染を広げるため、覆うならティッシュや肘の内側を用いる。手指衛生はその場で速やかに行うべきで、飛沫感染対策の距離は概ね1〜2mが目安であり45cmでは不十分である。

✗ 1. 誤り
手袋の着用を促す。
来室患者への第一の指導はマスクと手指衛生であり、手袋着用は不適
✗ 2. 誤り
咳をするときは手でしっかりと口を覆うよう促す。
手が汚染し接触感染を広げる。覆うならティッシュや肘の内側
✗ 3. 誤り
病室に戻ってからしっかりと手指衛生を行うよう促す。
汚染時はその場で速やかに行うべきで、遅い
✓ 4. 正しい
装着が可能であればサージカルマスクを着けるよう促す。
飛沫拡散を防ぐ咳エチケットの基本で適切
✗ 5. 誤り
呼吸器感染症があれば他の患者と45cm以上距離を空けるよう促す。
飛沫感染対策は概ね1〜2mが目安で、45cmでは不十分
ポイント
  • 咳エチケット=患者本人にサージカルマスク
  • 咳はティッシュ・肘で覆う(手で覆わない)
  • 手指衛生はその場で速やかに
  • 飛沫対策の距離は概ね1〜2m
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