学習トップ理由で解く 作業療法士第12章 ▸ 一般 / QO53P039

理由で解く 作業療法士

QO53P039 作業療法治療学

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午後 問39
問題
構成的作業としての特徴を最も有している描画方法はどれか。
選択肢
1 屋外の風景を写生する。
2 モデルを見ながら描く。
3 与えられたテーマで描く。
4 想像したものを自由に描く。
5 見本を見ながら塗り絵をする。
解答
正解5(見本を見ながら塗り絵をする。)
解説

構成的作業とは、手順・完成像が明確で自由度が低く構造化された作業。見本のある塗り絵が最も構成度が高い。

構成的(構造化された)作業とは、作業手順・完成形が明確に定められ、対象者の判断や自由度が小さい作業を指す。逆に自由度が高く自己表現的なものは非構成的作業である。見本を見ながらの塗り絵は、形も配色も見本で規定され、なすべき手順と完成像が明確なため最も構成度が高い。写生・モデル描画は対象が決まっていても構図や描き方に自由度が残り、テーマ画・自由画は自由度がさらに高く非構成的である。構成度の高い作業は不安が強い患者や自我機能の弱い患者にも取り組みやすく、達成感を得やすい。

✗ 1. 誤り
屋外の風景を写生する。
対象はあるが構図・表現に自由度が残り構成度は中程度
✗ 2. 誤り
モデルを見ながら描く。
対象は固定だが描き方に自由度があり、塗り絵ほど構造化されない
✗ 3. 誤り
与えられたテーマで描く。
テーマは与えられるが表現は自由で構成度は低い
✗ 4. 誤り
想像したものを自由に描く。
自由度が最も高い非構成的作業
✓ 5. 正しい
見本を見ながら塗り絵をする。
形・配色・手順が見本で規定され最も構成度が高い
ポイント
  • 構成的作業=手順・完成像が明確で自由度が低い
  • 見本つき塗り絵が最も構造化、自由画が最も非構成的
  • 構成度の高い作業は不安の強い患者にも導入しやすい
比較表
描画課題の構成度(高→低)
課題構成度
見本を見て塗り絵高(最も構成的)
写生・モデル描画
テーマ画
自由画(想像画)最も低い(非構成的)
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 作業療法士
App Store入手