学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QO53P045
理由で解く 作業療法士
うつ病性仮性認知症は精神運動抑制と物忘れを呈し、患者は能力低下を過剰に苦にする点で真の認知症と異なる。
仮性認知症(うつ病性偽性認知症)は、うつ病による意欲低下・思考制止・精神運動抑制のため一見認知症のように見える状態で、注意集中や想起の障害から物忘れがみられる。真の認知症と異なり、患者は自らの能力低下を強く自覚して苦悩し、「分からない」と訴える傾向がある。作業療法場面でも動作が遅く自発性に乏しい精神運動抑制と、物忘れの訴えが目立つ。多幸的・社交的・能力低下への無関心は、むしろ認知症(特に前頭側頭型など)でみられる特徴で、うつ病の抑うつ気分とは相反するため誤り。
| 項目 | うつ病性仮性認知症 | 認知症 |
|---|---|---|
| 発症 | 比較的急性 | 潜行性 |
| 能力低下の自覚 | 強く苦にする | 無関心・とりつくろう |
| 回答 | 「分からない」と訴える | 作話・見当違いの答え |
| 気分 | 抑うつ・精神運動抑制 | 多幸的なこともある |
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