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理由で解く 作業療法士

QO52P047 作業療法治療学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午後 問47
問題
選択性緘黙児に対する作業療法導入時のコミュニケーションの方法として適切でないのはどれか。
選択肢
1 表情
2 筆談
3 会話
4 ジェスチャー
5 アイコンタクト
解答
正解3(会話)
解説

選択性緘黙児は特定場面で話せないため、導入時に発話(会話)を求めるのは不適切。非言語的手段(表情・筆談・ジェスチャー・アイコンタクト)を用いる。

選択性緘黙は、言語能力は保たれているのに特定の社会的状況(学校など)で話すことができない不安症の一型である。無理に発話を促すと不安が高まりかえって関係づくりを妨げる。導入時は本人が負担なく応じられる非言語的コミュニケーション、すなわち表情、筆談、ジェスチャー、アイコンタクトなどを用いて安心できる関係を築くことが適切であり、話すこと(会話)を求める対応は適切でない。信頼関係が形成され不安が軽減してから、段階的に発話を促していく。

✗ 1. 正しい
表情
非言語的手段で負担なく用いられる(適切)
✗ 2. 正しい
筆談
話さずに意思疎通でき導入時に有効(適切)
✓ 3. 誤り
会話
発話を求めると不安を高め関係づくりを妨げる(適切でない=正答)
✗ 4. 正しい
ジェスチャー
非言語的で応じやすい(適切)
✗ 5. 正しい
アイコンタクト
非言語的な関係づくりに有効(適切)
ポイント
  • 選択性緘黙=特定場面で話せない不安症の一型
  • 導入時は発話を強要せず非言語的手段を用いる
  • 信頼関係形成後に段階的に発話を促す
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