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理由で解く 作業療法士

QO52P034 作業療法治療学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午後 問34
問題
感覚受容器の刺激の対象が主に皮膚である促通法はどれか。
選択肢
1 Brunnstrom法
2 Bobath法
3 Rood法
4 Fay法
5 PNF
解答
正解3(Rood法)
解説

Rood法は皮膚への触・温・圧などの体性感覚刺激を用いて筋を促通・抑制する感覚運動アプローチである。

Rood法は、皮膚などの感覚受容器への刺激(軽い触覚、寒冷・温熱、ブラッシング、圧など)を入力として筋緊張を促通あるいは抑制し、発達順序に沿って運動を誘導する神経生理学的アプローチである。皮膚受容器が主な刺激対象である点が他法との違いで、PNFは主に筋・腱・関節の固有受容器(伸張や抵抗)を、Brunnstromは共同運動を、Bobathは反射抑制肢位と姿勢反射を利用する。

✗ 1. 誤り
Brunnstrom法
回復過程の共同運動や連合反応を利用して随意運動を促す
✗ 2. 誤り
Bobath法
反射抑制姿勢と正常な姿勢反応の誘発で異常筋緊張を調整
✓ 3. 正しい
Rood法
皮膚など感覚受容器への刺激で筋を促通・抑制する
✗ 4. 誤り
Fay法
系統発生的な運動パターン(両生類・爬虫類様運動)を用いる
✗ 5. 誤り
PNF
主に筋・腱・関節の固有受容器を伸張・抵抗で刺激し促通する
ポイント
  • Rood法=皮膚(体性感覚)刺激で促通・抑制
  • PNF=固有受容器(伸張・抵抗)刺激
  • 促通法は刺激対象と原理で整理する
比較表
主な促通法の特徴
促通法主な刺激・原理
Rood法皮膚など感覚受容器刺激
PNF固有受容器(伸張・抵抗)
Brunnstrom法共同運動・連合反応の利用
Bobath法反射抑制姿勢・姿勢反応
Fay法系統発生的運動パターン
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