学習トップ理由で解く 作業療法士第10章 ▸ 一般 / QO52A021

理由で解く 作業療法士

QO52A021 基礎作業療法学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問21
問題
理学療法士及び作業療法士法の規定内容について正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 作業療法士は業務独占資格である。
2 作業療法士の診療報酬を規定している。
3 国家試験に合格した日から業務を行うことができる。
4 業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。
5 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。
解答
正解4(業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。)、5(作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。)
解説

PT・OTは名称独占であり業務独占ではない。法には守秘義務と作業療法の定義(応用的動作能力・社会的適応能力の回復)が規定されている。

理学療法士及び作業療法士法において、作業療法士は「名称独占」資格であり、無資格者が業務を行うこと自体は禁じられていない(業務独占ではない)。免許は国家試験合格後に厚生労働省の名簿へ登録され免許証が交付されて初めて有効となり、合格日から直ちに業務ができるわけではない。診療報酬は健康保険法など別の枠組みで定められ、本法の規定事項ではない。一方、本法は守秘義務(業務上知り得た秘密の保持)を課し、作業療法の定義として応用的動作能力または社会的適応能力の回復を図る旨を明記している。

✗ 1. 誤り
作業療法士は業務独占資格である。
PT・OTは名称独占であり業務独占ではない
✗ 2. 誤り
作業療法士の診療報酬を規定している。
診療報酬は健康保険法等で規定され本法の内容ではない
✗ 3. 誤り
国家試験に合格した日から業務を行うことができる。
免許登録・免許証交付を経て初めて業務可能
✓ 4. 正しい
業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。
守秘義務として規定されている
✓ 5. 正しい
作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。
作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる:作業療法の定義に合致
ポイント
  • PT・OTは名称独占(業務独占ではない)
  • 免許は合格後の登録・交付で有効
  • 守秘義務が法に規定される
  • 作業療法=応用的動作能力・社会的適応能力の回復
比較表
資格の独占形態
形態内容
業務独占有資格者のみ業務可能医師・看護師
名称独占有資格者のみ名称使用可、業務は制限なし理学療法士・作業療法士
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