学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO52A005
理由で解く 作業療法士
上腕(能動)義手で肘の屈曲と手先の開閉を1本の操作で使い分けるには、肘を任意の角度で固定できる能動肘ブロック(ロック)継手が必須。
上腕切断では、肘継手の屈曲と手先具(ターミナルデバイス)の開閉という2つの操作を1本のケーブルで行うため、複式コントロールケーブルシステムを用い、能動肘ブロック(ロック)継手で肘を任意の角度に固定してから手先具を操作する。能動肘ブロック継手はこの肘の屈曲・固定を担うため必須で正しい。単式コントロールケーブルシステムは肘離断・前腕義手のように操作対象が1つの場合に用いるもので上腕義手には不十分。ハーネスは上腕義手では8字ハーネスが標準で、リュックサックハーネスは適さない。ソケットは短断端では懸垂と力の伝達を確保するためオープンショルダー(肩開放)型よりも断端を十分に覆う差込式(ミュンスター型等)が適する。手先具は釘打ちという作業目的には把持力と耐久性に優れた能動フック(作業用フック)が適し、外観重視の能動ハンドは不適である。したがって最も適切なパーツは能動肘ブロック継手である。
| パーツ | 上腕義手での位置づけ |
|---|---|
| ハーネス | 8字ハーネスが標準 |
| ケーブル | 複式コントロールケーブルシステム |
| 肘継手 | 能動肘ブロック(ロック)継手 |
| 手先具 | 作業用は能動フック、整容目的は能動ハンド |
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