学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0690

理由で解く 臨床医学総論

Q0690 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第23回(2015) 問題46
問題
易感染性をきたすのはどれか。
選択肢
1 鉄欠乏性貧血
2 溶血性貧血
3 腎性貧血
4 再生不良性貧血
解答
正解4(再生不良性貧血)
解説
✗ 1. 誤り
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は鉄不足による赤血球のヘモグロビン合成障害であり、白血球は正常で易感染性はない。
✗ 2. 誤り
溶血性貧血
溶血性貧血は赤血球の破壊亢進であり、白血球は正常で易感染性はない。
✗ 3. 誤り
腎性貧血
腎性貧血はエリスロポエチン不足による赤血球産生低下であり、白血球は正常。
✓ 4. 正解
再生不良性貧血
✓ 正しい。 再生不良性貧血は骨髄の多能性造血幹細胞の障害により赤血球・白血球・血小板のすべてが減少する汎血球減少を呈する。白血球(特に好中球)の減少により易感染性をきたす。鉄欠乏性貧血・溶血性貧血・腎性貧血はいずれも白血球数は保たれるため易感染性はきたさない。
ポイント
  • 易感染性は白血球減少による免疫力低下で生じ、再生不良性貧血の汎血球減少でみられる。
  • 再生不良性貧血は骨髄の多能性造血幹細胞の障害により赤血球・白血球・血小板のすべてが減少する汎血球減少を呈する。
  • 白血球(特に好中球)の減少により易感染性をきたす。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第23回(2015) 問題46|易感染性をきたすのはどれか。 解説図
あマ指 第23回(2015) 問題46|易感染性をきたすのはどれか。
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