学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ P. 発疹(症状) / Q0665

理由で解く 臨床医学総論

Q0665 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第7回(1999) 問題57
問題
皮疹の分類で続発疹はどれか。
選択肢
1 膿 瘍
2 結 節
3 丘 疹
4 水 疱
解答
正解1(膿 瘍)
解説
✓ 1. 正解
膿 瘍
✓ 正しい。 膿瘍は原発疹である膿疱や感染が深部に及んで形成されるものであり続発疹に分類される。結節・丘疹・水疱はいずれも正常皮膚に新たに生じる原発疹である。教科書では原発疹として紅斑・紫斑・丘疹・結節・水疱・膿疱・じん麻疹が、続発疹としてびらん・潰瘍・痂皮・瘢痕・鱗屑が挙げられている。
✗ 2. 誤り
結 節
結節はエンドウ豆以上の大きさに皮膚が隆起した原発疹である。
✗ 3. 誤り
丘 疹
丘疹は直径5mm以下の半球状に隆起した原発疹である。
✗ 4. 誤り
水 疱
水疱は表皮内に漿液がたまった原発疹である。
ポイント
  • 原発疹:紅斑・丘疹・結節・水疱・膿疱。続発疹:びらん・潰瘍・痂皮・瘢痕・鱗屑。
  • 膿瘍は原発疹である膿疱や感染が深部に及んで形成されるものであり続発疹に分類される。
  • 結節・丘疹・水疱はいずれも正常皮膚に新たに生じる原発疹である。
  • 重要用語: 原発疹:紅斑、丘疹、結節 を正確に理解しておくこと。
比較表
原発疹(正常皮膚に新生) 続発疹(原発疹から二次的に変化)
(紅斑・紫斑・白斑・色素斑) びらん(表皮の浅い欠損)
丘疹(径1cm以下の隆起) 潰瘍(真皮以深の欠損)
結節(径1〜3cmの隆起) 痂皮(分泌物が乾燥・硬化)
腫瘤(径3cm以上の隆起) 瘢痕(結合組織による修復痕)
水疱(透明な漿液を含む) 鱗屑(角質の剥離)
膿疱(膿性内容を含む) 落屑(鱗屑の脱落)
膨疹(じん麻疹) 萎縮(皮膚の菲薄化)
解説画像
鍼灸 第7回(1999) 問題57|皮疹の分類で続発疹はどれか。 解説図
鍼灸 第7回(1999) 問題57|皮疹の分類で続発疹はどれか。
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