学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ O. 不眠・疲労・倦怠 / Q0664

理由で解く 臨床医学総論

Q0664 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第33回(2025) 問題39
問題
睡眠障害について正しいのはどれか。
選択肢
1 入眠障害とは途中で何度も目が覚めることである。
2 過眠症では夜間の睡眠時間が長くなる。
3 肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因になる。
4 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は早朝覚醒が特徴的である。
解答
正解3(肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因になる。)
解説
✗ 1. 誤り
入眠障害とは途中で何度も目が覚めることである。
入眠障害は「寝つきが悪い」ことであり、途中で目が覚めるのは中途覚醒である。
✗ 2. 誤り
過眠症では夜間の睡眠時間が長くなる。
過眠症は日中の過度の眠気が特徴であり、夜間の睡眠時間が長くなるわけではない。
✓ 3. 正解
肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因になる。
✓ 正しい。 肥満は上気道の脂肪沈着により気道が狭窄し、睡眠時無呼吸症候群の原因となる。これは正しい記述である。入眠障害は寝つきが悪いことであり途中覚醒ではない。過眠症は日中の過度の眠気が特徴で夜間の睡眠時間延長ではない。むずむず脚症候群は入眠障害(就寝時の不快感で眠れない)が特徴であり早朝覚醒ではない。
✗ 4. 誤り
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は早朝覚醒が特徴的である。
むずむず脚症候群は就寝時の下肢不快感により入眠障害をきたし、早朝覚醒は特徴的でない。
ポイント
  • 睡眠時無呼吸症候群の危険因子として肥満が最も重要である。
  • 肥満は上気道の脂肪沈着により気道が狭窄し、睡眠時無呼吸症候群の原因となる。
  • 入眠障害は寝つきが悪いことであり途中覚醒ではない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
不眠の分類 特徴 関連疾患
入眠障害 寝つきが悪い 神経症・むずむず脚症候群
中途覚醒 睡眠途中で目が覚める
早朝覚醒 朝早く目覚める うつ病・老人性精神障害
熟眠障害 夢が多く熟睡できない
解説画像
鍼灸 第33回(2025) 問題39|睡眠障害について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第33回(2025) 問題39|睡眠障害について正しいのはどれか。
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