学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ O. 不眠・疲労・倦怠 / Q0663

理由で解く 臨床医学総論

Q0663 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第18回(2010) 問題57
問題
悪液質でみられないのはどれか。
選択肢
1 るいそう
2 皮膚の乾燥・弛緩
3 仮面様顔貌
4 眼窩・頬のくぼみ
解答
正解3(仮面様顔貌)
解説
✗ 1.
るいそう
✗ 正しい。るいそうは悪液質の最も基本的な所見であり、高度の体重減少を呈する。
✗ 2.
皮膚の乾燥・弛緩
✗ 正しい。皮膚の乾燥・弛緩は悪液質で皮下脂肪が著減し皮膚のターゴールが低下することでみられる。
✓ 3. 正解
仮面様顔貌
✓ 誤り。 仮面様顔貌はパーキンソン病に特徴的な顔貌であり、悪液質の所見ではない。悪液質は重症ないし慢性の消耗性疾患(悪性腫瘍、重症肺結核症など)の末期にみられる状態で、高度のやせ(るいそう)・皮膚の乾燥弛緩・眼窩や頬のくぼみが特徴的である。
✗ 4.
眼窩・頬のくぼみ
✗ 正しい。眼窩・頬のくぼみは皮下脂肪の著減によりみられる悪液質の典型的な顔貌所見である。
ポイント
  • 悪液質:るいそう・皮膚乾燥弛緩・眼窩頬のくぼみ。仮面様顔貌はパーキンソン病。
  • 仮面様顔貌はパーキンソン病に特徴的な顔貌であり、悪液質の所見ではない。
  • 悪液質は重症ないし慢性の消耗性疾患(悪性腫瘍、重症肺結核症など)の末期にみられる状態で、高度のやせ(るいそう)・皮膚の乾燥弛緩・眼窩や頬のくぼみが特徴的である。
  • 重要用語: 悪液質:るいそう、皮膚乾燥弛緩 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第18回(2010) 問題57|悪液質でみられないのはどれか。 解説図
鍼灸 第18回(2010) 問題57|悪液質でみられないのはどれか。
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