学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ B. めまい・耳鳴り・難聴・眼振 / Q0536

理由で解く 臨床医学総論

Q0536 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第17回(2009) 問題55
問題
失神性めまいについて誤っている記述はどれか。
選択肢
1 眼振を伴う。
2 眼前暗黒がある。
3 頸部の圧迫で起こる。
4 一過性の脳虚血状態である。
解答
正解1(眼振を伴う。)
解説
✓ 1. 正解
眼振を伴う。
✓ 誤り。 失神性めまいは一過性の脳虚血による意識消失を伴うめまいであり、眼前暗黒感が特徴的である。失神性めまいでは眼振は伴わない。眼振は前庭系の障害(末梢性・中枢性めまい)で出現するものであり、失神性めまいは前庭系の障害ではなく脳全体の血流低下によるものである。
✗ 2.
眼前暗黒がある。
✗ 正しい。失神性めまいでは眼前が暗くなる感覚(眼前暗黒感)が特徴的であり、正しい。
✗ 3.
頸部の圧迫で起こる。
✗ 正しい。頸部の圧迫(頸動脈洞症候群)は失神性めまいの原因となり、正しい。
✗ 4.
一過性の脳虚血状態である。
✗ 正しい。失神性めまいは一過性の脳虚血(脳全体の血流低下)による意識障害であり、正しい。
ポイント
  • 失神性めまいでは眼振は伴わない。眼振は前庭系障害(末梢性・中枢性めまい)の所見である。
  • 失神性めまいは一過性の脳虚血による意識消失を伴うめまいであり、眼前暗黒感が特徴的である。
  • 眼振は前庭系の障害(末梢性・中枢性めまい)で出現するものであり、失神性めまいは前庭系の障害ではなく脳全体の血流低下によるものである。
  • 重要用語: 末梢性、中枢性めまい、所見である を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第17回(2009) 問題55|失神性めまいについて誤っている記述はどれか。 解説図
鍼灸 第17回(2009) 問題55|失神性めまいについて誤っている記述はどれか。
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