学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ I. 月経異常・不正性器出血 / Q0604

理由で解く 臨床医学総論

Q0604 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第17回(2009) 問題56
問題
無月経の原因として適切でないのはどれか。
選択肢
1 妊娠
2 下垂体腫瘍
3 神経性食思不振症
4 子宮内膜症
解答
正解4(子宮内膜症)
解説
✗ 1.
妊娠
✗ 正しい。妊娠は生理的無月経の最も一般的な原因であり、正しい。
✗ 2.
下垂体腫瘍
✗ 正しい。下垂体腫瘍はゴナドトロピン分泌障害やプロラクチン過剰産生により無月経をきたす。
✗ 3.
神経性食思不振症
✗ 正しい。神経性食思不振症は体重減少とストレスにより視床下部機能が障害され無月経をきたす。
✓ 4. 正解
子宮内膜症
✓ 誤り。 無月経の原因には妊娠(生理的)、下垂体腫瘍(ゴナドトロピン分泌障害)、神経性食思不振症(視床下部性無月経)などがある。子宮内膜症は子宮内膜組織が子宮外に存在する疾患で、月経困難症や不妊の原因となるが無月経の原因としては適切でない。むしろ月経時に子宮外の内膜組織からも出血するのが特徴である。
ポイント
  • 子宮内膜症は月経困難症・不妊の原因であり、無月経の原因ではない。
  • 無月経の原因には妊娠(生理的)、下垂体腫瘍(ゴナドトロピン分泌障害)、神経性食思不振症(視床下部性無月経)などがある。
  • 子宮内膜症は子宮内膜組織が子宮外に存在する疾患で、月経困難症や不妊の原因となるが無月経の原因としては適切でない。
  • 重要用語: 子宮内膜症は月経困難症、不妊の原因であり、無月経の原因ではない を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第17回(2009) 問題56|無月経の原因として適切でないのはどれか。 解説図
鍼灸 第17回(2009) 問題56|無月経の原因として適切でないのはどれか。
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