学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ A. 一般検査(尿・便・血液) / Q0454

理由で解く 臨床医学総論

Q0454 臨床検査法

出典:鍼灸 第34回(2026) 問題43
問題
尿所見と病態の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 多尿 ― 前立腺肥大
2 低比重 ― 脱水
3 糖陽性 ― 甲状腺機能低下
4 ケトン体陽性 ― 飢餓
解答
正解4(ケトン体陽性飢餓)
解説
✗ 1. 誤り
多尿 ― 前立腺肥大
多尿は尿崩症や糖尿病でみられ、前立腺肥大では尿閉(排尿困難)が主症状。
✗ 2. 誤り
低比重 ― 脱水
低比重尿は尿崩症でみられ、脱水時は高比重尿となる。
✗ 3. 誤り
糖陽性 ― 甲状腺機能低下
尿糖陽性は糖尿病や甲状腺機能亢進症でみられ、甲状腺機能低下症では血糖は上昇しない。
✓ 4. 正解
ケトン体陽性 ― 飢餓
✓ 正しい。 ケトン体陽性は重症糖尿病や飢餓でみられる。インスリン作用不足により糖利用ができず脂肪分解が亢進してケトン体が産生される。多尿は前立腺肥大ではなく尿崩症・糖尿病で、低比重は脱水ではなく尿崩症で、尿糖陽性は甲状腺機能低下症ではなく亢進症でみられる。
ポイント
  • ケトン体陽性=重症糖尿病・飢餓。脂肪分解亢進によるケトン体産生が原因。
  • ケトン体陽性は重症糖尿病や飢餓でみられる。
  • インスリン作用不足により糖利用ができず脂肪分解が亢進してケトン体が産生される。
  • 重要用語: ケトン体陽性=重症糖尿病 を正確に理解しておくこと。
比較表
便検査項目 検査内容 臨床的意義
便潜血反応 糞便中のヘモグロビン検出 消化管出血のスクリーニング(大腸癌検診の第一選択)
寄生虫卵検査 直接塗抹法・集卵法 寄生虫症の診断
便培養 細菌培養 感染性腸炎の起因菌同定
解説画像
鍼灸 第34回(2026) 問題43|尿所見と病態の組合せで正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第34回(2026) 問題43|尿所見と病態の組合せで正しいのはどれか。
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