学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ B. 筋の異常 / Q0347

理由で解く 臨床医学総論

Q0347 運動機能検査

出典:あマ指 第26回(2018) 問題45
問題
筋緊張について正しいのはどれか。
選択肢
1 末梢神経障害で亢進する。
2 錐体路障害では変わらない。
3 錐体外路障害で鉛管様となる。
4 小脳障害で弛緩する。
解答
正解3(錐体外路障害で鉛管様となる。)
解説
✗ 1. 誤り
末梢神経障害で亢進する。
この記述は筋緊張についての正しい説明ではない。
✗ 2. 誤り
錐体路障害では変わらない。
この記述は筋緊張についての正しい説明ではない。
✓ 3. 正解
錐体外路障害で鉛管様となる。
✓ 正しい。 筋緊張(筋トーヌス)の異常には亢進と低下がある。亢進には痙直と固縮がある。痙直は折りたたみナイフ現象を特徴とし錐体路障害でみられ、固縮は鉛管現象を特徴とし錐体外路障害(パーキンソン病)でみられる。小脳障害では筋トーヌスの低下が特徴的である。
✗ 4. 誤り
小脳障害で弛緩する。
この記述は筋緊張についての正しい説明ではない。
ポイント
  • 痙直=折りたたみナイフ=錐体路障害、固縮=鉛管現象=錐体外路障害、トーヌス低下=小脳障害。
  • 筋緊張(筋トーヌス)の異常には亢進と低下がある。
  • 痙直は折りたたみナイフ現象を特徴とし錐体路障害でみられ、固縮は鉛管現象を特徴とし錐体外路障害(パーキンソン病)でみられる。
  • 重要用語: トーヌス低下=小脳障害 を正確に理解しておくこと。
比較表
異常 特徴 別名 原因
痙直 最初は抵抗強く、あるところで急に抜ける 折りたたみナイフ現象 錐体路障害
固縮 最初から最後まで一様な抵抗 鉛管現象 錐体外路障害(パーキンソン病)
筋トーヌス低下 他動運動で抵抗なく弛緩、振子様運動 小脳疾患・片麻痺初期・脊髄癆
解説画像
あマ指 第26回(2018) 問題45|筋緊張について正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第26回(2018) 問題45|筋緊張について正しいのはどれか。
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