学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ A. 運動麻痺(上位・下位ニューロン) / Q0325

理由で解く 臨床医学総論

Q0325 運動機能検査

出典:あマ指 第14回(2006) 問題67
問題
自律神経障害でみられないのはどれか。
選択肢
1 起立性低血圧
2 視野障害
3 発汗障害
4 便秘
解答
正解2(視野障害)
解説
✗ 1.
起立性低血圧
✗ 正しい。この症状は自律神経障害でみられる所見である。
✓ 2. 正解
視野障害
✓ 誤り。 自律神経障害でみられる症状には発汗異常、排尿障害、起立性低血圧、消化管運動障害、瞳孔異常、勃起障害などがある。運動麻痺(痙性・弛緩性)は体性運動神経の障害で生じる症状であり、自律神経障害の症状ではない。
✗ 3.
発汗障害
✗ 正しい。この症状は自律神経障害でみられる所見である。
✗ 4.
便秘
✗ 正しい。この症状は自律神経障害でみられる所見である。
ポイント
  • 自律神経障害=発汗異常・排尿障害・起立性低血圧、運動麻痺は体性神経障害。
  • 自律神経障害でみられる症状には発汗異常、排尿障害、起立性低血圧、消化管運動障害、瞳孔異常、勃起障害などがある。
  • 運動麻痺(痙性・弛緩性)は体性運動神経の障害で生じる症状であり、自律神経障害の症状ではない。
  • 重要用語: 自律神経障害=発汗異常、排尿障害、起立性低血圧 を正確に理解しておくこと。
比較表
所見 上位運動ニューロン障害 下位運動ニューロン障害
麻痺の性状 痙性麻痺 弛緩性麻痺
筋萎縮 なし(廃用性のみ) あり(著明)
筋線維束攣縮 なし あり
筋トーヌス 亢進(痙直) 低下
腱反射 亢進 減弱〜消失
病的反射 出現(バビンスキー反射など) なし
代表的疾患 脳血管障害・脳腫瘍・脊髄損傷 脊髄前角障害・末梢神経障害・ギランバレー症候群
解説画像
あマ指 第14回(2006) 問題67|自律神経障害でみられないのはどれか。 解説図
あマ指 第14回(2006) 問題67|自律神経障害でみられないのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手