学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ B. 反射検査(深部反射・表在反射・病的反射) / Q0275

理由で解く 臨床医学総論

Q0275 神経系の診察

出典:あマ指 第14回(2006) 問題66
問題
上肢の病的反射はどれか。
選択肢
1 チャドック反射
2 ワルテンベルグ反射
3 オッペンハイム反射
4 バビンスキー反射
解答
正解2(ワルテンベルグ反射)
解説
✗ 1. 誤り
チャドック反射
バビンスキー反射は足底をこすると母趾が背屈する下肢の病的反射であり、上肢の病的反射ではない。
✓ 2. 正解
ワルテンベルグ反射
✓ 正しい。 上肢の病的反射にはホフマン反射、トレムナー反射、ワルテンベルグ反射がある。ホフマン反射は中指末節をはじくと母指が屈曲する反射、トレムナー反射は中指末節を掌側からはじくと全指が屈曲する反射である。バビンスキー反射は下肢の病的反射であり、上肢ではない。
✗ 3. 誤り
オッペンハイム反射
オッペンハイム反射は脛骨前面をこすると母趾が背屈する下肢の病的反射である。
✗ 4. 誤り
バビンスキー反射
チャドック反射は外果後方をこすると母趾が背屈する下肢の病的反射である。
ポイント
  • 上肢の病的反射はホフマン・トレムナー・ワルテンベルグの3つで、下肢の病的反射と区別する。
  • 上肢の病的反射にはホフマン反射、トレムナー反射、ワルテンベルグ反射がある。
  • ホフマン反射は中指末節をはじくと母指が屈曲する反射、トレムナー反射は中指末節を掌側からはじくと全指が屈曲する反射である。
  • 重要用語: 上肢の病的反射はホフマン、トレムナー、ワルテンベルグの3つで を正確に理解しておくこと。
比較表
部位 病的反射 刺激方法 陽性所見
上肢 ホフマン反射 中指末節を屈曲させ急に放す 母指を含む全指の屈曲
トレムナー反射 中指末節を掌側からはじく 母指を含む全指の屈曲
ワルテンベルグ反射 4指屈曲位で掌側を叩打 母指を含む全指の屈曲
下肢 バビンスキー反射 足底を踵→外縁→母趾へこする 母趾背屈+他趾の扇状開大
チャドック反射 外果の後下方から足背外側をこする 母趾背屈
オッペンハイム反射 脛骨前面を上→下へこする 母趾背屈
ゴードン反射 腓腹筋をつかむ 母趾背屈
シェーファー反射 アキレス腱をつまむ 母趾背屈
解説画像
あマ指 第14回(2006) 問題66|上肢の病的反射はどれか。 解説図
あマ指 第14回(2006) 問題66|上肢の病的反射はどれか。
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