学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ A. 運動麻痺(上位・下位ニューロン) / Q0322

理由で解く 臨床医学総論

Q0322 運動機能検査

出典:鍼灸 第10回(2002) 問題58
問題
副交感神経が関与しないのはどれか。
選択肢
1 角膜反射
2 対光反射
3 輻輳調節反射
4 アシュネル反射
解答
正解1(角膜反射)
解説
✓ 1. 正解
角膜反射
✓ 誤り。 副交感神経は瞳孔収縮(縮瞳)、心拍数減少、気管支収縮、消化管運動亢進、唾液分泌促進などに関与する。立毛筋の収縮(鳥肌)は交感神経の作用であり、副交感神経は関与しない。汗腺の分泌も主に交感神経が支配する。
✗ 2.
対光反射
✗ 正しい。この機能は副交感神経が関与する作用である。
✗ 3.
輻輳調節反射
✗ 正しい。この機能は副交感神経が関与する作用である。
✗ 4.
アシュネル反射
✗ 正しい。この機能は副交感神経が関与する作用である。
ポイント
  • 立毛筋収縮・発汗・血管収縮は交感神経作用であり、副交感神経は関与しない。
  • 副交感神経は瞳孔収縮(縮瞳)、心拍数減少、気管支収縮、消化管運動亢進、唾液分泌促進などに関与する。
  • 立毛筋の収縮(鳥肌)は交感神経の作用であり、副交感神経は関与しない。
  • 重要用語: 立毛筋収縮、発汗、副交感神経は関与しない を正確に理解しておくこと。
比較表
所見 上位運動ニューロン障害 下位運動ニューロン障害
麻痺の性状 痙性麻痺 弛緩性麻痺
筋萎縮 なし(廃用性のみ) あり(著明)
筋線維束攣縮 なし あり
筋トーヌス 亢進(痙直) 低下
腱反射 亢進 減弱〜消失
病的反射 出現(バビンスキー反射など) なし
代表的疾患 脳血管障害・脳腫瘍・脊髄損傷 脊髄前角障害・末梢神経障害・ギランバレー症候群
解説画像
鍼灸 第10回(2002) 問題58|副交感神経が関与しないのはどれか。 解説図
鍼灸 第10回(2002) 問題58|副交感神経が関与しないのはどれか。
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