学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ C. 脳神経検査 / Q0303

理由で解く 臨床医学総論

Q0303 神経系の診察

出典:鍼灸 第30回(2022) 問題40
問題
対光反射の遠心路はどれか。
選択肢
1 動眼神経
2 三伹神経
3 外転神経
4 顔面神経
解答
正解1(動眼神経)
解説
✓ 1. 正解
動眼神経
✓ 正しい。 対光反射の遠心路は動眼神経(III)である。光刺激が網膜→視神経(II)→中脳の対光反射中枢に至り、動眼神経の副交感神経線維を遠心路として瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳が起こる。動眼神経が障害されると対光反射が消失し、瞳孔は散大する。
✗ 2. 誤り
三伹神経
視神経(II)は対光反射の求心路であり、遠心路ではない。
✗ 3. 誤り
外転神経
外転神経(VI)は外直筋を支配し、対光反射の遠心路ではない。
✗ 4. 誤り
顔面神経
三叉神経(V)は顔面感覚や咀嚼筋を支配し、対光反射の遠心路ではない。
ポイント
  • 対光反射の遠心路は動眼神経(III)で、求心路は視神経(II)である。
  • 光刺激が網膜→視神経(II)→中脳の対光反射中枢に至り、動眼神経の副交感神経線維を遠心路として瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳が起こる。
  • 動眼神経が障害されると対光反射が消失し、瞳孔は散大する。
  • 重要用語: III、求心路は視神経、II を正確に理解しておくこと。
比較表
自律神経反射 反射弓(求心→中枢→遠心) 陽性反応
対光反射 視神経→中脳→動眼神経 縮瞳(対側も共感性縮瞳)
輻輳反射 視神経→後頭葉→動眼神経 両眼内転+縮瞳
眼球心臓反射(アシュネル) 三叉神経→延髄→迷走神経 徐脈(10以上↓で陽性)
頸動脈洞反射 舌咽神経→延髄→迷走神経 徐脈+血圧下降
解説画像
鍼灸 第30回(2022) 問題40|対光反射の遠心路はどれか。 解説図
鍼灸 第30回(2022) 問題40|対光反射の遠心路はどれか。
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