学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ I. 腹部 / Q0202

理由で解く 臨床医学総論

Q0202 局所の診察

出典:あマ指 第19回(2011) 問題60
問題
腹部視診の所見と疾患との組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 赤色皮膚線条 ― 急性膵炎
2 臍周囲腹壁静脈怒張 ― 肝硬変
3 腹部膨隆 ― 胃潰瘍
4 鼡径部手術痕 ― 虫垂炎
解答
正解2(臍周囲腹壁静脈怒張 ー 肝硬変)
解説
✗ 1. 誤り
赤色皮膚線条 ― 急性膵炎
赤色皮膚線条はクッシング症候群や急速な肥満でみられ、急性膵炎ではない。
✓ 2. 正解
臍周囲腹壁静脈怒張 ― 肝硬変
✓ 正しい。 臍周囲腹壁静脈怒張(メズサの頭)は肝硬変の門脈圧亢進による特徴的所見であり、正しい組合せである。赤色皮膚線条はクッシング症候群、腹部膨隆は腹水・腫瘍・妊娠など、鼠径部手術痕は鼠径ヘルニア術後である。
✗ 3. 誤り
腹部膨隆 ― 胃潰瘍
腹部膨隆は腹水、腫瘍、妊娠など多くの原因でみられ、胃潰瘍は通常腹部膨隆をきたさない。
✗ 4. 誤り
鼡径部手術痕 ― 虫垂炎
鼠径部手術痕は鼠径ヘルニア手術後を示唆し、虫垂炎の手術痕は右下腹部。
ポイント
  • 臍周囲腹壁静脈怒張(メズサの頭)は肝硬変の門脈圧亢進の特徴的所見。
  • 赤色皮膚線条はクッシング症候群、腹部膨隆は腹水・腫瘍・妊娠など、鼠径部手術痕は鼠径ヘルニア術後である。
  • 腹部膨隆は腹水、腫瘍、妊娠など多くの原因でみられ、胃潰瘍は通常腹部膨隆をきたさない。
  • 重要用語: 臍周囲腹壁静脈怒張、メズサの頭 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第19回(2011) 問題60|腹部視診の所見と疾患との組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第19回(2011) 問題60|腹部視診の所見と疾患との組合せで正しいのはどれか。
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